武豊町上ケに鎮座される「武雄(たけお)神社」。御祭神は中扉に『須佐之男命』、左扉に『大己貴命・少彦名命』、右扉に武内宿禰の末裔とされる『弥五郎殿命』。
由緒「創建は不詳、奈良時代かそれ以前の創建とされる。古来朝廷より従三位の神階を授けられ国司所祭の礼を享ける神社で、武雄天神と称し、長尾七社(祠峯社、山の神社、白山社、天神社、八幡社、若宮社、 神宮社)と称する広大な境外摂社を有した大社である。承久の変後は岩田遠江守朝弘がこの地に館を構え、長尾城を構築した際に、この社を城内並びに領内鎮護の社としたと云う。その後も武門の神として代々の武将・藩主・領主より篤く崇敬を受けていた。~後略~」(武雄神社概要書より)
「長尾城は鎌倉時代から戦国時代(永禄四年)まで岩田氏六万石の居城でした。氏神であった国司所祭の従三位武雄天神を城内鎮護の社として累世崇敬されたのが現武雄神社です。御創始は奈良時代かそれ以前で「月詠之森」と称されて月の名所でした。」武豊町教育委員会
知多半島の神社では久々に目にする「蕃塀」
拝所
拝殿
広い境内
二の鳥居の後方、参道左手に祀られる境内社
境内社のご神域を守護されるのは、昭和六年未壹月:小島製陶所制作による焼きの狛犬さん一対。狛犬さんと言うよりも獅子と言った方がしっくりしますね。斜め後ろに目を配る狛犬さんの姿が、まるで互いにそっぽを向いているようで・・・
真横に並べてみましたが「何か?」(笑)
境内入口より神域を守護されるのは、平成22年11月3日建立の、岡崎現代型狛犬さん一対。機械彫りの狛犬さんは・・何故か出来の良し悪しには関係なく温かみを感じません。多分に・・私の思い入れの所為だと思います。
手水舎
参拝日:2011年9月25日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます