旧郡上郡高鷲村(たかすむら)は岐阜県北部、飛騨高地の中に位置した町です。郡上郡白鳥町、大野郡荘川村に隣接。起伏が激しい飛騨高地の中に位置し、北東の鷲ヶ岳の麓から長良川が発して南西に流れ、村の中心は、この長良川沿いにあります。山林が多く、元は林業が盛んでしたが、20世紀末に衰退。水田は少なく、ひるがの高原(蛭ヶ野)、上野高原のような傾斜の緩い所で栽培される大根や野菜は高原野菜として有名。特に「ひるがの大根」は一度食べると長くその味が忘れられないほど美味です。また「高鷲スノーパーク」や「ひるがの高原スキー場」など、スキー場のメッカとしても知られていました。「村の木:赤松」「村の花:コブシ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により郡上郡大鷲村・鮎立村・西洞村・鷲見村が発足。
1897年、大鷲村、鮎立村、西洞村、鷲見村が合併、郡上郡高鷲村が発足。
2004年3月1日、八幡町、大和町、白鳥町、美並村、明宝村、和良村と合併、郡上市高鷲町となりました。
マンホールには、中央に村章、「駒ヶ滝」と「モミジ」「アマゴ」がデザインされています。「長良川源流」は、高鷲村域に位置する「大日ヶ岳」の北東麓が長良川の始まりであることを示しています。(高鷲浄化センターにて撮影させていただきました。)
「高鷲浄化センター」
156号線沿いの「油島橋:欄干」、「渓流の女王:アマゴ」がデザインされています。
ひるがの地区のマンホールには、ひるがの高原の「ミズバショウ」がデザインされています。
「ひるがの高原:分水嶺公園」の「蛭ヶ野高層湿原植物群落のミズバショウ」は、県天然記念物に指定されています。
大日ヶ岳の麓にある「道の駅:大日岳」の記念スタンプも、「ミズバショウ」のデザイン。
昭和48年(1973)4月23日制定の村章は「無限の未来に向かってたくましく躍進する高鷲村の姿を村内の三山である大日ヶ岳、見当山、 鷲ヶ岳をふまえて雄飛しようとする大鷲にちなんで象徴したものです。」合併協議会資料より
撮影日:2012年5月19日&2018年10月14日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます