鮮やかに色づいた蜜柑畑が広がる一画、静岡市清水区蒲原小金に鎮座される「上山(うえのやま)神社」。
御祭神は『淤母陀琉神(おもだるのかみ)・阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)』。オモダルとは「完成した」の意、アヤカシコネはそれを「あやにかしこし」と美称したもの。 二神は人体の完備を神格化したものであり、オモダルは男神、アヤカシコネは女神とされます。
由緒に【創建年月不詳なるも、天平勝宝二年(紀元1410)奈良東大寺の大佛を鋳造するため、全国司に黄金を献ずる旨を命令し、時の駿河の國司楢原造東人等部内葦原多胡浦浜に於て、黄金を獲て之を献じ(続日本記)黄金を獲た処を小金村と称し(大日本史)と古書にあるので、それ以前に鎮座せしと思料する。】
本殿、玉垣前の左右より神域を守護されるのは、大きな鼻が特徴的かつ個性的な尾流れの狛犬さん一対。 よい具合に苔のついた台座には「大正二年九月吉日建立 石工・加藤萬吉」の刻。
阿吽いずれも独創的で素晴らしい狛犬さん・・・なのですが、あまり真正面から直視されたくない(^^;) 暗い所で見たら絶対に!泣く自信がある。
取り合えず三十六計逃げるにしかず
してやったりと、小憎らしくも楽しそうに顔を見合わす阿吽の一対・・(笑)負けた感が半端ないのが悔しい(ーー゛);
久しぶりに狛犬さんで遊んでみました(^-^)
参拝日:2011年11月12日
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