喜多方市一丁目にある、明治末期の蔵を改装して昭和54年に開店した「喫茶くら」。飯豊山の伏流水を使用した炭焼コーヒーの香りが、街歩きで疲れた足に心地よい・・って、変かな?😅
明治末期に建てられた煉瓦造りの店蔵「倉田洋品店」。店蔵としては最古のレンガ蔵で、喜多方産のレンガが使用されています。屋根の傾斜に沿って斜めに見えている白い部分、実はあれ、煉瓦壁に入れられた倉田洋品店の切り文字。最高にユニークな看板だと思いませんか。
明治時代に建てられた味噌蔵で熟成された、「会津マルコシ手作りみそ」が人気の「中の越後屋醤油店」。看板の「味噌・醤油」は分かるのですが「三五八」って・・・・何??で、調べたら三五八漬というお漬物の漬床の名前。塩、米麹、米をそれぞれ容量で3:5:8の割合で使うことに由来するそうです
会津伝統工芸のひとつ「会津型」。その染紙型の伝統と技術を守る活動をされているのが、ここ「染織工房れんが」。
で、この日の夜、とある場所で思いがけなく会津型に遭遇。これで浴衣なんか作って粋に着こなせたら素敵でしょうね😊 ちなみに男湯は黒紺地で流水に鯉と桜花。あの柄を着こなせる人って・・いるのかしら?
流石は蔵の街・喜多方。予想を裏切らない観光地のノリの良さが好きです(笑)
株式会社「大喜」さん。蔵風なのか昔からの店蔵なのか不明ですが、目を惹きます。
そのお向かいに建っていた、煉瓦造りの素敵なお屋敷
西町の交差点を渡って真っ直ぐに、喜多方市字南町にある「井上合名金忠・座敷蔵」。江戸~明治期に建てられた店蔵で、向かって左角に「醸造研究所」の看板が掛けられています。
新金忠さんの隣「豆〇」さんで、「味噌ソフトクリーム」なるものを頂きました。甘さの奥の味噌のコク・・私にはちょっと微妙だったかな😅
創業享保2年(1717)の「小原酒造」さん。クラシック音楽を流し醪を発酵させて作るお酒、「蔵粋(くらしっく)」を醸造、販売しています。
とっときの笑顔の福助さんにお出迎えされました😍
蔵の様子も見学させて頂けます。・・おや?、ご亭主の姿が消えたと思ったらいつの間にか荷物を増やしてますよ😅。でも、箱入り娘ならぬ、蔵入り純米酒のお味は、家路につくまでのお預けです。
小原酒造さんに隣接する「旧大森(唐橋)家住宅」。建物は市開催の様々な催しやイベントなどに利用されているようです。
喜多方市梅竹に建つ「喜多方蔵品美術館」。煉瓦蔵をイメージしてつくられており、建物の一部には地元喜多方で焼いた煉瓦が使われており、豪商豪農が大切にしてきた約700点の美術品が展示されています。
喜多方市の紹介・・もう少し続きます
訪問日:2015年6月20日
「喫茶くら」、「倉田洋品店」、「中の越後屋醤油店」、「染織工房れんが」、株式会社「大喜」、「向かいに建っている、煉瓦造りの屋敷」、「井上合名金忠・座敷蔵」、新金忠さんの隣「豆〇」さん、「小原酒造」、「旧大森(唐橋)家住宅」、「喜多方蔵品美術館」
全ての老舗と建物が、貴方の説明で息吹をもらい、読者の心に焼き付けられます。
「喜多方は、単なるラーメンの街ではない」
全国の読者の方々が認識を改められることでしょう。そのうち、喜多方市長から、感謝状が届くのかもしれませんね。
たんなる家屋標本でなく
そこに普通に生きて暮らす人がいる
だからこそ、建物も生きている
そんな事を感じさせられた街歩きです
こういう場面に出会うと
「ああ、旅は良いなぁ~」
と、しみじみと嬉しく思えるのです
大変です!
今日も朝から雪が積もりましたよ。
もう寒くて寒くて家から出るのが嫌になります。
朝から雪ですか
流石は北海道
こちらが一桁になったくらいだからきっと・・
と思っていましたが
朝から雪が積もっているとは
どうぞ風邪などひかれませんように🙏