微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

支える

2021-01-19 05:00:44 | 

息をゆっくりすい

息をゆっくりはきます

手をあわせ

静かに呼吸を続けます

呼吸にかえるひととき

呼吸とともに在るひとときを楽しみます

早朝4時過ぎから除雪車の音が聴こえてきます

家のそばには学校があり

学校の駐車場の除雪をしている音です

起きてみて家の前の道路に立ってみましたが

水を含んだ重い重い雪です

スコップでかいても、押して道の端にもっていくにも腰にきます

空を見上げてももう降らないかなと思われるような空模様

小屋根に積もった雪が庭に落ちてしまっています

雪が融けている証拠です

雪質を知ることでどうしたらいいかが理解できます

今日の雪はあまり触らなくてもだいじょうぶかなと

あなたのためを思って

心の相談を受けているとこの言葉に苦しんでいる方の相談がよくあります

身近な人や友人という人がアドバイスや指示等いろいろと親切心からと

いろいろ言ってきます。そのとき知らず知らずに上から目線になってしまっているのでしょう

あなたは弱い人、助けてあげなければいけない人、私はあなたを助けることができる人のように

あなたのためを思って、この言葉がどれだけ悩んでいる人の心を重くするかは気がついていないのでしょう

それができたら誰も苦しまないということです

ケアの基本は同じ目線でです

たいせつなのは同じ目線で一緒になって考えること

その思いを静かに聴くだけでもいいのです

思いを聴き続けることで必ず光がみえてきます

ひかりとは、心の奥にしまってある希望の光

表面にあらわしている現象ではなく心からの願い

その人が望む在るべき姿です

その人が望む在るべき姿が見えてきたら

一緒になってどうしたら在るべき姿に近づけるかを語りあい実践につなげていけばいいでしょう

一歩一歩を支えながら近づけていきます

そのとき、その人の新しい人生の物語が始まります

平和でありますように

良い一日を

いつもともに

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