微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

認知症ケア記録の書き方

2024-09-24 11:26:13 | 
明け方の穏やかな風景
心が癒されます 
認知症ケアにおいて職員に指導しているのはより具体的な記録を書きなさいと伝えています
認知症であっても行動にはそれぞれ意味があります
より具体的な記録はその人の行動の意味を解析する手がかりとなります
例えば意味不明の言葉を言っていたという記録があれば
具体的にどのような言葉が出ていたかを記録に書くように指導します
意味不明と考えているのは記録者であって本人は言葉を伝えているからです。理解しようとする気持ちが無いと意味不明とかのニュアンスの記録になってしまいます。
つまるところ精神薬の適用につながることもあります。特養はケアの施設であり認知症と診断されていても行動には意味があります
何を言っているのかなぜ言っているのかを理解することで問題の解消につながることがあります。このことがナラティブケアでもあります。
より具体的な客観的な記録を書くことがその人の理解につながり今抱えている問題の解消につながります

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