昨日は「『豊かに生きる』とはこういうこと」と、目を見張った。
私がご縁をいたただいている方は、雑木林を含む広大な土地(借り地)に、畑でのお野菜作りはもちろんのこと、寝泊まりできるヒュッテを自力で建設し、「樹林のギャラリー」も開設されている。
そんな方から昨日は、「コロナの今を生きる 北風解氷 焚き火パフォーマンス」にお誘いいただいた。焚き火ができる石組みの炉も築かれていていて、パフォーマンスができるよう透明なシートで囲みもつられていた。
入り口には竹を切って椿を飾られ、そこここに椿や梅などが手作りの青竹を花瓶としてお花が飾られていてるなどして、お迎えいただいた。それらは全て手作り、「お見事」と言う以外の言葉がない。
そのステージでの発表用に仮面も作られていて、ご自身の過去に発表された文章などを朗読されるなどのパフォーマンスもご披露していただいた。「楽しむ」ことを大切にし実践する、書けば簡単だが実行するのは大変でもある。その「大変さ」も含めて楽しまれていることが素晴らしい。
ご一緒した我が友人は、遠足気分いっぱいで、焚き火なら焼き芋とご持参されていた。私はと言えばそんなパフォーマンスを眺め、用意していたいただいたお菓子を食べコーヒーを飲み、焼き芋を美味しくいただいたのみ。何一つ「楽しみ」を見つけたり用意もできず、パフォーマンスも何もできない。その貧しさに涙した。それでも、素敵なそして豊かな時間を過ごした。