憲法は「『当たり前の生活』の権利持つ」ことを保障、「日常」を大切に生きたい
今日は憲法記念日だ。「憲法を暮らしに生かす」、故蜷川虎三京都府政が掲げた政策の基本だ。私はその「憲法」を大切にして生きて生きたと考えている。
そんな「憲法記念日」、現役の頃は全ての新聞を買い、社説に書かれた憲法について考えることをしていた。その頃、ほぼすべての新聞が社説で憲法を取り上げていた。
今朝、山陽新聞は社説で取り上げており、いくつかの憲法に関する記事も書かれていた。ところが、朝日新聞は社説で取り上げていなかった。あったのは、「憲法についての世論調査」と「声」欄のみだった。いつから朝日は憲法を語らなくなったのだろう、「どうした、朝日」という思いだ。
そんな中で、山陽に「憲法記念日を迎えて 井上ひさしさんの言葉」が掲載されている。井上ひさしさんの戯曲を上演する劇団「こまつ座」社長で、三女の井上麻矢さんが語った言葉を、その記事の中で紹介している。
「護憲の市民活動『九条の会』にも積極的に関わった井上さんは、よくこう話していたという。みんなが、日常の当たり前の生活を奪われない権利を持ってる。人間として日常を大事にしなさい。それしかないよ」。
私も「日常」を大切して生きていきたいと、いつも考えている。そして「憲法」も。井上ひさしさんに背中を押された。
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