私の生まれた昭和21年の夏休みの絵日記を読んだ、大切な戦後資料と言える
このところの「読書ルーム」では、山積している課題については考えることが多かったが、昨日は久しぶりに読書。
読んだのは山中和子著・養老孟司解説の『昭和二十一年八月の「絵日記」』(トランスビュー刊)。1935年生まれの山中さんの神戸の小学校の夏休みの日々を絵日記にしている。当時の暮らしぶりが実にていねいに書き記されている。とても大切な戦後史資料とも言える。
因みに、昭和21年は私の生まれた年。生まれた場所は今の北朝鮮。そして、余談だが山中さんは、昭和19年から岡山県の落合町に学童集団疎開している。それだけで、何だか身近に感じる。
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