指田和文『つなみてんでんこ はしれ上へ』、大震災を後世に伝える努力の一つ
梅雨入りした途端に、雨の日が続いた。やっと昨日f、青空が広がった。畑作業をしていると、雨が欲しいと思い時が多々ある。しかし、雨が降り続くと、太陽が欲しいと思うこともしばしば。
でも、こちらの思いと天候が重なることは少ないというか、ほとんどない。それ故、自然にこちらが付き合う以外にはない。晴れたら畑作業に精を出し、雨が降れば本を読む暮らし。それにしても、昨日は青空が広がって嬉しかった。
そんな昨日は、晴れたが「読書ルーム」へ。指田和・文 伊藤秀男・絵『つなみてんでんこ はしれ上へ』(ポプラ社刊)を読んだ。年齢を重ねて先祖返りをしているのだろうか、近年は児童書や絵本を読むことが次第に多くなっている。
ところで、釜石東中や鵜住居小の児童・生徒に園児を含めて600人が、2キロも上の「恋ノ峠」までてんでんこに逃げて、無事だったことはテレビなどでも見た。
そんな実話が絵本になっている。甚大な被害をもたらした東日本大震災について、様々な形で後世に伝えていく営みが続けられている。そうした努力を是とする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます