昨日は、ご縁をいただいている想田和弘監督の観察映画最新作で第10作目の映画「五香宮の猫」を観に行った。この日は、私が参加しなければならない催しもあったのだが、先の「市民の集い」での想田監督の記念講演は体調が悪く参加できなかったので、何としてもご挨拶しなければとの思いから、舞台挨拶のある昨日観に行った次第。
想田監督とは、少しだけご縁をいただいている。でも、先にご縁をいただいたのは、パートナーの柏木規与子さん。私が岡山市芸術祭を担当していたころのこと。
その後、観察映画第一作「選挙」を公開する際に、ニューヨークから帰国された監督ご夫妻などと、お食事をご一緒させていただいた。また、私が当時働いていた公民館で、ご講演もしていただいたりもした。
さて、映画「五香宮の猫」は、とっても素敵な映画だった。我が家で愛ネコ・ハルと毎日を送っている私であり、とりわけ登場する「猫様」達には、心癒された。
映画は、とても愛しい時間の流れた。牛窓の四季折々の美しい風景、そのまちで人々が生きていて、その場へ猫たちが少しだけ波風を立てたりもする。なんともいい、素晴らしい映画だ。是非ともたくさんの人に見てほしいと願う。
この日は、想田監督ご夫妻との記念写真をお願いし、かつ想田監督の最新刊のフォトエッセイ『猫様』【2970円、集英社 ホーム社刊】を購入し、サインもしていただいた。
想田監督も規与子さんも、私のFacebookを見ていただいていて、体調を気にかけていただいていた。嬉しかった。そして、昨日行ってよかったと心から思った。
映画に感動するとともに、素敵な時間を過ごすことができた。感謝、感謝だ。