みやしたの気まぐれblog

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富山地鉄と黒部峡谷鉄道と富山ライトレール

2007-05-03 22:07:58 | 乗り鉄
昨夜、仕事を終えた後、スーツから普段着に着替えて上野駅へ。上野駅より急行「能登」(写真左上)に乗車し、北陸旅行をスタートした。なかなか寝つけず困ったが、高崎過ぎたくらいで就寝。長岡で一度目を覚ました後、また寝て糸魚川で起床。(といっても座席車なので、床ではないが)
富山に到着した後、荷物をコインロッカーに預けて富山地方鉄道に乗車。14760形+クハ170形(写真中央上)の普通列車で宇奈月温泉へ。そして今回の旅の第一目的である黒部峡谷鉄道へ乗車した。
黒部峡谷鉄道は関西電力のグループ会社の一つで、観光に特化した路線である。毎年春から秋までしか列車が運行されず、冬季は一部の線路や枕木が撤去されてしまう。全席指定制であり、全てが電気機関車牽引によるトロッコ列車(写真右上)での運行。また、沿線の水力発電ダムの保守を行う為の関西電力社員用の専用列車が運転されるのも特徴である。ちなみに冬季の列車運休期間は、線路に併設された歩行用トンネルで通うそうである(多分、かなり勾配と寒さが辛いだろうが・・・・)。
一両一両の車体は短いが列車の編成は長く、カーブも多くまたきついため、写真中央左のようなものも同じ列車の車内から撮れてしまう。列車は黒部川沿いを走り、宇奈月ダム(写真中央)などの姿を車内から眺める事ができ、景観が良い。ただし、トンネルも多い。
さて、終点の欅平に到着し、周囲をちょこっと歩いて周り撮影(写真中央右)。晴天に恵まれ、高い山では雪が残っており、青、白、緑のコントラストが素晴らしかった。帰りもそのまま黒部峡谷鉄道で戻り(と言うか他に手段は無い)、宇奈月から富山地方鉄道の14760形特急「うなづき」に乗車(写真左下)。寺田で別の14760形に乗り換えて立山方面へ向かい、立山に到着。ちょうど元西武5000系レッドアローの16010形が入れ替えに発車するところだったので撮影(写真中央下)。ここでケーブルカーに乗り継ぐ事も考えたが、富山に戻る時間を考えて断念。立山黒部アルペンルートはまた来年以降の楽しみにとっておくことにした。
立山から14760形で岩峅寺まで移動し、不二越・上滝線へチェンジ。元京阪3000系の10030形に乗車し富山地方鉄道線の全区間乗車を達成して電鉄富山へ戻った。電鉄富山から北側へ移動し、かつての富山港線、現在の富山ライトレール(写真右下)に乗車した。
富山ライトレールは昨年廃止されたJR富山港線の後を継ぎ、わずか2ヶ月ほどで工事を完了させて開業したLRT路線。大半は富山港線のレールを再利用しているが、富山駅北~奥田中学校前の1.1kmは新規に開業した軌道線である。車両は万葉線や岡山電気軌道に導入されているLRTと同型で、7編成が導入され各編成で白以外の固有色を持つ。
富山港線時代は日中の運行が少なく、列車も空いていたが、今回4度乗車した際はいずれの列車でも混んでいたし、対向列車も混んでいた。LRT導入後にJR時代よりも乗客が飛躍的に増えており、同線の成功を身をもって感じる事ができた。

本日は富山宿泊。明日は能登へ寄った後、福井へ向かう。
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