みやしたの気まぐれblog

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九州一周旅行 その4「熊本から人吉、人吉から湯前へ」

2011-05-30 22:39:33 | 乗り鉄
前回、「SL人吉」の車内紹介を始めたら、それだけで記事1回分になってしまいましたが、こんかいはようやく移動します。
熊本駅で乗車した「SL人吉」は定刻で熊本駅を発車。鹿児島本線を南下し、八代までは鹿児島本線を走ります。
八代から先は肥薩線へ入り、終点の人吉まで途中球磨川に沿ったり、球磨川を渡ったりしながら走っていきます。観光列車の性格上、途中駅では何度か停車時間があり、また肥薩線が単線のため、列車行き違いによる停車も何度かありました。


鹿児島本線にて。新幹線の熊本総合車両所。今回、見たタイミングでは全く新幹線の姿が見られなかった

車内で配られた記念のスタンプ台紙。裏側はSL人吉のイラストです

八代駅に到着

肥薩線の起点を示す柱。肥薩線はかつて鹿児島本線であったが、海側の路線(現在の肥薩おれんじ鉄道)開通により肥薩線へと名を変えた

八代停車中に新八代発のキハ31形普通列車がやってきた

この日はとにかく雨。行き違いになった特急「くまがわ」を撮影するも、ご覧の通り

1号車の展望室には、子供の記念撮影用制服が用意され、時折記念撮影が行われていた

球磨川の流れは清流であるのだが、雨のため視界自体もぼやける。これでも上流ではラフティングを楽しむ人たちがいっぱいいた

白石駅で。肥薩線の八代→人吉は緩やかな勾配であり、SLも黒煙を上げて力をためながら走る

この白石駅でも雨は降っていた。撮影するにも濡れるのでたいへん・・・

白石駅の駅名標

白石駅の駅舎。後方の煙はSLの煙です

朝食を食べたのが7時前くらいだったので、そろそろおなかが減ってきました。2号車の物販スペースで弁当が1個残っていたので購入し、車内でいただきました。

「鮎屋の極薦」1100円なり。販売会社は有限会社「みなみの風」とのこと

中身は半分鶏めし、半分鮎の甘露煮飯。ご飯が炊き込み飯で美味しいし、鶏肉も鮎も付け合わせも含め、全体的に美味しかったです

SLは順調に走り、肥薩線の名物駅の1つ、一勝地駅に到着。ここでは10分の停車で、即売していた特産品を購入する人や、記念に切符を買う人で賑わいました。私の方は、既にお腹もいっぱいだったし、駅舎とSLの撮影だけしていましたけど。相変わらず雨がひどくて、レンズに水滴が落ちるもので、撮るだけでも一苦労でしたが

一勝地駅の駅名標。この駅の入場券は受験勉強等のお守りでも知られる

一勝地駅の駅舎

一勝地駅停車中の「SL人吉」。左側の白いのはレンズに落ちた雨粒の反射ですよ・・・

列車は最後に若干遅れましたが、無事人吉駅へ到着。
満席だった車内から人が一斉に降りていきました。大半の人は、しばらく後の「いさぶろう3号」に乗っていったみたいで、人吉で観光する人や、私のようにくま川鉄道へ乗り換える人はわずかだったようです。

人吉駅の1番ホーム改札口

2番ホームから撮影した「SL人吉」

人吉からはくま川鉄道へ乗り換え、湯前を目指します。くま川鉄道に乗車するのは2度目で、2003年の夏に乗って以来なのでおよそ8年ぶりです。今回の乗車目的は、2年前から運行開始した「自然博物館列車 KUMA」。JR九州の車両デザイン等を担当する水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)がデザインした観光用車両で、車内は以前乗車した和歌山電気鐵道「いちご電車」、富士急行「富士登山電車」等と同様に木材を多用した和の雰囲気の車両でした。本来は2連で運用されるはずなのですが、今回はKT-103が不在だったようで、KT-311が連結されていました。

くま川鉄道KT-203「自然博物館列車 KUMA」

車内はロングシートの様相ながら、ところどころに座席が異なる

運転台の辺りも含め、トータルで木材調に整えられている

木製の背もたれのシート。小テーブルというより、肘置がついている

並んでいるとこんな感じ

くま川鉄道の路線図

KT-203の運転台

KT-311。元JRのキハ31 20。キハ58・65系の乗り入れ終了に伴い、JR九州から譲渡された車両

KT-311の車内。基本的にはJR時代のままに近いが、シートモケットの色が異なる(JRは青)。くま川鉄道であまり整備されていないようで、劣化が目立っていた

発車待ちの間に、八代で合ったキハ31形が後から到着した

やがて発車時間になり、列車は定刻で発車しました。私はKT-203で座っていたのですが、人吉駅での乗車率は座席が半分埋まる程度だったんですけど、途中で地元の高校生がけっこう乗ってきたり降りたりしまして、乗車率はそこそこ高かったようです。土曜の昼過ぎと言うことで、部活帰りの時間とぶつかったみたいですね。


途中駅、「おかどめ幸福」の駅名標。8年前に見たときは木製だったが、金属製のJR九州の物に似た形になっている

湯前駅に到着した自然博物館列車 KUMA」

ここから先は線路が無い

湯前駅の駅舎。8年前と駅舎に変わりはないが、駅の隣に新しい施設ができていた。雨が強いのですぐ駅舎に戻ったけど

駅舎の中にはツバメの巣があった。カメラを向けた途端に親鳥はいなくなってしまいましたが

本来なら、「湯前」か途中駅の「おかどめ幸福」で時間をつぶすことを考えていたんですけど、雨が結構降っているし、荷物が多いので断念。ひとまず、人吉へ戻ることにしました。
以下、次回。

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