みやしたの気まぐれblog

鉄道とか野球とか食べ物とかMacとか、日々の気まぐれ記録。更新も気まぐれ。

青森・函館夏旅行 その2

2010-08-03 20:55:15 | 乗り鉄
青森駅に55分遅れで到着し、ここからは特急「スーパー白鳥1号」へ乗り換えます。本来は、青函トンネルの竜飛海底駅で下車したかったんですが、あいにく見学券を入手することが出来ませんでして、今回は三厩駅まで行ってからバスで青函トンネル記念館へ行くことにしました。

乗り換えた特急「スーパー白鳥1号」は、本来「はやて1号」の客を受けるだけのはずなんですが、「あけぼの」の遅れで本来接続するはずの「スーパー白鳥95号」へ接続できなかったので、車内は結構混雑しました。この列車で蟹田まで行って下車しました。

蟹田駅で下車後、函館へ向かう789系特急「スーパー白鳥1号」を撮影

蟹田駅の駅名標。津軽線と津軽海峡線との分岐駅は正式には中小国だが、津軽海峡線の列車は中小国に停車しないので、実質は蟹田である

津軽出身の太宰治の作品「津軽」には「蟹田ってのは風の町だね」と書いてあるらしい

中小国駅から先の津軽線は電化されていませんので、ここから先の列車はキハ40系気動車になります。今回乗車した列車は、盛岡色のキハ40形+盛岡赤鬼色のキハ40形でした。なお、赤鬼塗装は盛岡所属のキハ58形、キハ52形でかつてよく見られたエンジン換装タイプのキハ40形です。なお、青森地区運用の車両のためか、冷房は付いているけど使っておらず、車内は扇風機が回ってました。

蟹田で撮影したキハ40形

青森側は盛岡赤鬼色

扇風機。回っているのだが、高速シャッターでなくても止まる(笑)。真ん中にはJR東日本の文字

これはベンチレーターの通風口と思われる

列車は40分ほどで終点の三厩に到着。小雨の降る三厩でしたが(そういや、去年の冬に来たときも雨だったな・・・)、線路脇にはアジサイが咲いていました。東京ではとっくに終わったアジサイですが、三厩ではこれからが満開という時期でした。

三厩駅で撮影したキハ40形とアジサイ

三厩駅駅名標

駅舎ホーム側にある駅名標

三厩駅の外観。本州最北の駅ではない(緯度的には下北)

三厩駅からは地域循環バスへ乗車。このバスで青函トンネル記念館へ向かいます。料金は結構安くてわずか200円でした。いわゆる、地元向けの自治体運営小型バスなんですが、実際の利用者は我々のような旅行者が多かったですね。

地域循環バス

三厩~竜飛崎にかけての海。天気が悪く、雨が降っていた

青函トンネル記念館に到着したときはかなり強い雨が降っていて、急いで建物へ待避しました。見学券と、ケーブルカーの乗車券を購入し、帰りのタクシーの手配後、ケーブルカーの乗車時間になるまでは少しだけ館内を見学しました。

館内にある三線式スラブ軌道の模型。実際に現在は一部三線化工事が済んでいる

大きな枠は実際の青函トンネルの断面を示す。本坑は新幹線サイズなので大きい

トンネルの模型。本坑以外にいくつものトンネルが組み合わさって、青函トンネルは造られている

20分あまりでケーブルカーの乗車時間となり、ケーブルカーの乗車口へ向かいます。このケーブルカーは、青函トンネルの竜飛海底駅付近と青函トンネル記念館を結ぶもので、れっきとした鉄道です。位置的には日本最北のケーブルカー路線であり、また日本でも2つだけのすれ違いのないケーブルカーです(あと1つは鞍馬山ケーブル)。ちなみに路線名は「青函トンネル竜飛斜坑線」と言います。

ケーブルカーの時刻表。鉄道なので、ちゃんと時刻表がある

ケーブルカーの車両。シンプルな箱形。「もぐら号」の愛称がある

体験坑道駅は海面下140m

体験坑道駅

次回は体験坑道の見学です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青森・函館夏旅行 その1 | トップ | 青森・函館夏旅行 その3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

乗り鉄」カテゴリの最新記事