週刊現代の5月20日号です。
しばらく前に医療について、たいへん問題のある記事をシリーズで掲載していた頃がありました。週刊ポストも追随していましたよね。最近ではなりを潜めていたようですが、昨日の新聞広告をみて買ってしまいました。
内容については今回は医療を行う「医師」自身の実態についての特集でした。
今回はかなり核心をついているかも。考え方としては80点ぐらいあげてもいいかもしれません。でも確かに書かれていたように考えたり感じたりすることはあっても、みんながそのように行動を起こしたり、言葉にしたりする事は書かれているほど多くはないと思いますよ。
この点を勘案すれば、50点程度かな。医者の実際の心理はよくとら得られていると思います。
学校の先生、警察官、僧侶…みんな人間ですから。人格・知識・技量などなど均一なわけはありません。また資質自体に問題のある医師もいると思います。
以下は雑誌と関係なく私の思うことです。
病院の待合室で、「〇〇さん」じゃなくて「〇〇様」って呼ぶようになってからさらに高く(酷く)なった患者様意識。医師と患者に上下関係なんかない(と考えていますし、そのとおり)わけですから、妙にへりくだる事はなく普通にすればいいのに。私ならいやですね、様と呼ばれるのはホテルだけでいいです。
休日応急診療所などに出務の時、住所をみて都会の方なら身構えてしまっていました(休日に観光などで都会から淡路島に来る人が増えましたから、受診の機会も多くなりました)
「カネを払っているんだから医者は病気を治して当たり前」という高圧的な態度をとる患者さんの割合が田舎のひとに比べ、明らかに高いと感じています。またさらにこちらの言質を取ってやろうとしている人も。都会の医師(勤務医・開業医とも)たいへんだな。