tonto's blog

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玉付ボトル?

2018-07-04 | weblog

 楽天市場でなにかの時に画面に出てきたスコッチ、「Old Parr」です。とてもなつかしい。子供のころ父親が「これものすごぉ高いウイスキーなんや」と言いながら、嬉しそうにゆっくりと楽しんでいたのを覚えています。

 そのころ日本のウイスキーはサントリーだと角かオールドで、ロイヤルは高級品でした。オールドパーは四角いボトルのまわりの模様が高級そうで、ボトルの栓も回すキャップじゃなく上からフタをして、針金を編んだような金具で押さえ込む(うまく表現できません)タイプで、これだけでも「高そう」だなと子供ながらに感じていました。

 そんな高級だったオールドパーもある時期から急速に価格が下がり(関税?)今なら2,000円台で売られています。「当時も本当に美味しかったのか?」という疑問もあり、懐かしさもあり、いまならどう感じるのかとはじめてこれを買ってみました。

 スコッチウイスキーの知識もなく、今回のオールドパーが美味しかったか否かのコメントは避けますけど、ビックリしたのは、栓を開けたときに少し中身が吹き出てきたのです。スパークリング???

 写真のように注ぎ口にへんてこな形の樹脂製のものがついています。グラスに注ごうとしても、ポトポトしか出てこない。

 あとでわかった事ですが、「詰め替え」防止のためのものだとか。

 ボトルからは流れ出るけど、外から入れることはできないということのようです。ラムネのビー玉みたいのが…、ラムネは炭酸による圧を利用して栓をしていたのとはちょっと違うようです。

 とにかくグラスに注ぐのにストレスがある(コトコト流れ出る音を楽しめないし、振ったり揺らさないと出てこない)という事でこのスコッチウイスキーは本来の味わいとか風味以前に、私にはダメでした。こんな仕組みを必要とするのには、色々と被害があったのでしょうね。

 私にはブラック・ニッカ・クリアの 4L ボトル。