ホテルの7階にあるレストランで食事をとりました。こちらのホテルのエレベーターは6階までしかなくて、1階分はらせん階段を昇り降りするようになっています。ホテルが建てられたのはバブルのころで、たぶんそのようにしてフレンチレストランに入っていくのが逆に「優雅な感じ」がすると設計されたのでしょうね。その頃はまだ今話題の SDG's どころか「バリアフリー」や「ユニバーサル・デザイン」の考えもまだ浸透していなかった頃でしょうから。
写真は実際のところのものではありません
こちらから引用しました MartinschuschiによるPixabayからの画像
食事を終え、この階段を降りようとしたときにホテルの人が「足元にお気を付けください」と声をかけてくれました。
ゆっくりと降り終えたところで、同行していた家内が笑い始めます。「最近、そんな気づかいされること多いね。他のお客さんや私には声かけてなかったよ」って。
前にもこちらの記事にしましたが、銀行窓口で引き出した現金を封筒に入れるとき「お急ぎにならなくて、ゆっくりでいいですよ」と言ってくれた事がありました。お肉屋さんだったかなで買い物をして、持参したコンビニ袋がなかなか開けられなくて、レジのお嬢さん(おばさんだったけど)が「口開けましょうか」と言ってくれたとか。
「やさしさ」は時に人を傷つけることがあるのです(笑)ありがとう。