降って来るもの

写真と散文とぽえむ

LIVE

2024-07-10 21:00:41 | 詩 31

 

    LIVE

 

きっと此処でも、メーンテーマは”OLD”で

折に触れ、その考察や、その有り様や、その対処や

その現実や、その思惟や、その恣意を

出来るだけ客観的に、或いは

主観的をも加味し、マルチな視線で

冷静に、有りの儘に、第三者的に

物事に関わる、その時々の想いで

様々な立ち位置から

老いの実感を、俯瞰することになるだろうが

正々堂々、卑屈に為らず、尻込みせず

真摯に対峙してゆけたらと・・

けれど、又、それだけでは

些かに侘しく、昏く、行き詰るに違いないので

これ迄と同じように

夢や希や、幸不幸や、運不運の

由無し事も鏤めて

情感の坩堝であり、又、哀楽の気性の

ひとときの止まり木にも成れる場所でも在りたい・・

と留意しながら

言葉の旅を繋ぎたいと細やかに結願して

今、此処に、新しい旅の一歩を踏み出す

万甫

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩31 端書き

2024-07-10 05:33:15 | 詩 31

 

     詩31 端書き

 

僕は今から、再び、タイトルの無い明日へ

歩き始める

たった、今

140頁に4万語を費やして

一つの旅を終えたばかりだが

時の音に急かされるように

けれどそれは、寧ろ

”当たり前”のように遣ってくる

必然のように

僕は再び

百本のball penから一本を抜き出し

山と積まれた

一tの紙の最初の一枚の一頁目に

現世の

渾沌のutaの一小節目を書き出す

 

 

 

 

     渾沌を

 

僕は先に

始終の間を生きると書いた

その渾沌を生きる!と

その為の手道具として

人間に感情が有り

動悸が有り

意思の自由が備わっていると・・

 

その間の不均衡は、確かに在る

否応なく、如何しようも無く

長短、拙速、華美に質素に、貧富に

暗愚に、凡庸に、出色にetc

それは避け難く起きる現象

そうして

そこに幾億の物語が生まれ

そこに果て無く音楽が流れ

そこに幾万の哀楽のpoemが書かれる

 

僕らは何れかの分類に属し

各各に拓かれた間を生きる

きっと、其処に

貴賤はなく、或いは

その事由に気付かず・・

けれど、それで良いのだ

所詮、渾沌を生きる者の

それが現実に違いない

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする