~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます
秋になってもまだ夏の余韻を引き摺る過日、晴天は故郷の無人の家の換気に好都合だと、ぼうぼうたる庭の草刈りも兼ねて”行脚”してきました
時刻は晴れた日の午前10時前。強い日射しで、苔生す道にクッキリと明暗が浮かぶ。
朝陽が射し込む木立を掻き分け・・
七曲り八曲がり
村の入り口に辿り着く
坂を上ると、古の道標
ふるさと行脚~仰ぎ見る~
若しかしたら、ふるさとは
”仰ぎ見るもの”かも知れない・・と、ふと思う
山の中腹、七曲りの道を辿ってゆく時
僕は何時でも、上を向く
もう少し、あと少し、と
念じながら遣って来るのだ
其処には、年毎に、時間毎に
古びてゆく無住の家と
原風景に戻ろうとするmidoriの空間と
底深い沈黙しか待っていないけれど
その坂を上り切れば
確かに
僕の心身を受け入れてくれる溜り場がある
懐かしさと静かな喜びで
全身全霊を満たしてくれる居所がある
若しかしたら、其処は僕の
森の中のフィトンチッドの楽園かも知れぬ
仰ぎ見るものの懐は
何時でも潤いに満ちて優しい
そうして、何時の間にか
僕の心身を浄化してゆくのだ
”仰ぎ見る”山懐のふるさと
其処は僕のもう一つの”魂”の棲む場所
縁側に座って、周囲の風景を切り取る
ふるさと行脚~道は・・~
秋の陽光は
万遍無くふるさとのmidoriに
降り注ぐけれど
この先に、もう道は無い
明日を示す道標も無い
唯、沈黙して
在りのままに変わってゆく
けれど
此処に僕のsoulは残る
inochiの源流の一滴が在る
それだから
消えつつある原点に
僕は度々行脚するのだ
心根の草臥れを感じるとき
行く宛に戸惑うとき
靄もやが満ちてくると
虚しさの泡アブクが異臭を放ちだすと
stressが胸郭を食み出しそうになると
まるで
必然の事のように
僕の脚は、此の東方の山懐へと向かう
二時間滞在して・・
現住所へと戻る
少し肌寒い朝 10/23 06:03 まんぼ