其其Ⅱ
それぞれの人生に
goodとbadは付きもの
哀楽の波は、繰り返し来る
荒波か、漣か、嵐か、凪か
それは神のみぞ知る・・だが
存在の其其の有り様が
招き寄せることもある
其其の意志が
展開させてゆく場面もある
それ故
音楽家は譜面を埋め、演奏家はrhythmを奏で
聴衆は、其処に
悲喜交交を上書きし
ポエトはpenを持つ
先の読めないそれぞれの
情感の干満を描写して
殺伐に潤いを
干天に慈雨を
平凡の非凡を
退屈に歓喜を
その為の、読む書く歌う演じる創る奏でる
撮る、etc,etc,は
それぞれの潤滑油になる