降って来るもの

写真と散文とぽえむ

老牛の懐剣

2025-03-13 08:10:05 | 詩 32

     老牛の懐剣

 

Ⅰ 磁石

 

突然、磁石のように

languageを引き寄せることがある

瞬間に、僕の何処かに磁石が現出するのだ

systemの絡繰りは解明できないけれど

時々、奇跡のように

そんなpowerが備わる

 

 

Ⅱ 絲

 

大切で大事な幾本のitoを持っている

それは

心交の温かい結び目になる

優しい布になる

彩の端布になる

鋼の縁になる

幾年月をかけて紡いできた

そんな希少な繋がりの絲で

織り上げる希望の未来がある

 

 

Ⅲ 紙とpen

 

僕に一tの紙と百本のpenがある

年月を経て収斂された

writerの造作がある

書けることは

書く事は

一つの才能だとする

揺ぎ無き自負がある

 

 

Ⅳ anata

 

僕にanataが居る

見知らぬアナタも

見知ったアナタも

間違いなく僕の懐で共生する

掛け替えのない

幾足りのanataが存在している

 

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1 コメント

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Unknown (一歩)
2025-03-13 15:01:42
万甫兄今日は😊
思っていた程晴れてくれませんね☁
ウオーキングされましたか❔
今日のNHK短歌・・・
一席、物語 ならばぼくらは 3年後 カフェで再会 するんだろうな
二席、父親の 自慢話に ついている 尾ひれをあぶり マヨでいただく
三席、生き物の 飼育係の ように語る 恐竜博物館の スタッフ
選者-俵万智さんの言葉。恐竜愛に満ちて、来館者に接している姿が微笑ましい🎵
俵万智さんは今日迄の出演との事。
(いつも通り、たどたどしくコメント入力していると少し日が射してきました🎵しっかり打てよ!と、励まされました💕
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