降って来るもの

写真と散文とぽえむ

あなたへ

2017-01-09 19:09:52 | 
あなたへ

胸の弦を震わせてくれる人がいて

心の音叉を共鳴させてくれる人がいて

 僕は夢中で奏でる

それぞれの音符に

それぞれの想いを重ねて

年月がどのように変遷しても

居場所や居心地が如何に変節したとしても

この胸に棲むあなたへと弾くmelodyは

決して褪せぬ音を響かせて

何時でもあなたの周囲を縁どるだろう

最高のフレームの最高のreliefのように

それは生前からの約束事のように

爾後の消えない鋼の契りのように

 この不確かな三世を貫いて存続する唯一のものとなる

そうして何時か

貴方の胸の器に一個の供物となって盛られる

     2017 01/09 19:25  万甫
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