明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1912)我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのかー革命の展望を探る(「明日に向けて」のレベルアップにご協力を-1)

2020年11月02日 22時30分00秒 | 明日に向けて(1701~1900)

守田です(20201102 22:00)

冒頭にポール・ゴーギャンの絵と言葉をご紹介します。
D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ? 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」という意味です。
下記の絵の左上に記されました。今宵はこの言葉をタイトルに選びました。


福島原発事故からの10年を振りかえる

いささか早い話かもしれませんが、あと3ヶ月と少しで福島原発事故から10年を迎えます。
この10年はどういう10年だったでしょうか。僕は悪い面も良い面も激しさを増した10年だったと思っています。

悪い面は弱肉強食の新自由主義がさらに力を増し、社会を破壊し、混乱させ、対立を煽り、大きな不安を作りだしていることです。
これはもともとの資本主義社会にひそむ矛盾です。市場原理のもとではけして万人が幸せにはならなず、競争が勝者と敗者を作り、社会混乱を生むからです。

良い面は福島原発事故以降の人々の目覚めです。核エネルギーがあまりに危険なものであることに、世界大で人々が目覚めました。
目覚めて新たな連帯を模索し始めました。日本の中でも世界の中でも、かつてとは違ったつながりが無数に生まれました。


福島原発事故当初の新聞各社の一面 あれからもうすぐ10年!


われわれはどこからきてどこへ行くのか 哲学が問われている!

これからの10年、ますます深刻化する新自由主義のもとでの混乱や腐敗にどう立ち向かうかが問われています。
いやそれだけでなく、世界を大きく変えていくこと、革命していくことが問われていると思います。
それがうまくいくかどうかは、新たな連帯の萌芽をいかに成長させるかにかかっています。アフターコロナの世界をぜひ素晴らしいものに変えたい。

そのためにみんなで哲学的考察を強めたいと思うのです。私たちはどこからきてどこへ向かおうとしているのか。またどこにどのように向かうことが良いのか。みんなで問い、議論を重ねたい。もちろんその考察の中には経済学も社会学も含まれます。
そのために「明日に向けて」で、世界変革を問う内容を継続的に打ち出していきたいと思っています。

昨年からご協力を訴えてきた「明日に向けて」のレベルアップです。このため投稿を二種にします。
原発の動向など、日々起きることがらをウォッチする領域と、世界を、革命を、哲学を論じる領域とです。可能な限り二つの領域を並行して投稿します。


世界を哲学しよう!


力をお貸しください。

ぜひお力をお貸しください。知恵をお借りしたいし、語る場をお借りしたい。
またオンラインサロンなども行い、広く革命を論じる場を作っていきたいとも思っています。ご参加を求めたいです。
そのための資金提供もぜひお願いしたいです。

それで次回から、まずは現代にいたる世界の流れをどう見ていくのか。
その結果、何をどう哲学し、捉え返していこうというのか。そのアウトラインを書いてみたいと思います。

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
ぜひともに考えましょう。

#福島原発事故から10年 #新自由主義 #革命の展望 #世界を哲学しよう

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