守田です(20190702 18:30)
● 気象庁が緊急会見!「3日から4日にかけて猛烈な雨」
本日2日、午後2時より気象庁が記者会見を開き、記事のタイトルに掲げたように、明日3日からあさって4日にかけて西日本で「猛烈な雨」が降る可能性があることを伝えました。
ところによっては平年の7月ひと月分の雨が一日で降ることも予想されており、とにもかくにも厳重警戒をして欲しいと呼びかけています。
すでに九州は今の時点ですでに記録的な雨が降っており、その上に猛烈な雨が重なることが考えられます。大変、危険です。
記者会見を伝える報道と、記者会見全録のアドレスを示しておきます。
明日~あさって 西日本で「猛烈な雨」に厳重警戒を TBS NWES 7/2(火) 15:42配信 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190702-00000102-jnn-soci
「猛烈な雨」に厳重警戒を、気象庁が緊急会見【全録1】 TBS NWES https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3714774.html
話されているのは気象庁の黒良龍太主任予報官。昨年の7月豪雨のときにもいち早く警告を発せられた方です。
「自らの命、大切な人の命を守るために、早め早めの避難、安全確保をお願いします」と繰り返し訴えられています。
記者会見を伝える報道 TBS NWESより
● 大雨特別警報が出る前に避難を!
前回の記事でも書きましたが、警報注意報はいま、「注意報」「警報」「特別警報」と別れていますが、「警報」の段階でもうかなり危険で必要に応じて避難を行う必要があります。 気象庁は「大雨特別警報が発表される可能性についてゼロではないが、予測に幅があり、現時点では何とも言えない」と語っていますが、同時に、「特別警報が発表されてから避難を開始するのは遅すぎる」と強調しています。 大雨警戒レベル5の「特別警報」を待つことなく、警戒レベル4(土砂災害警戒情報)ないし3(大雨・洪水警報)の段階で早めの避難や安全確保を行うことを訴えています。
さらに昨年(2018年)の7月豪雨と比較したときに、今回はより長期間、雨が降ることが予想されるそうです。その点で3日から4日で危機が去るのではなく、さらに危険な状態が続く可能性があります。 土砂災害は雨が上がった後に起こる可能性もあることを考えると、少なくとも西日本においては、しばらくの間、豪雨災害への警戒をとり続ける必要がありそうです。 危険度分布の色分けとの関係でいうと、「薄い紫」になったら避難する必要がありますが、すでに雨が降り続いているところでは「赤(オレンジ)」の段階で避難に移って欲しいとのことです。
なおこの点については気象庁ホームページの以下の項目をチェックしてください。 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/riskmap_inundation.html
豪雨に十分に警戒しみんなで互いの命を守り抜きましょう!
危険度分布の色分け 気象庁HPより
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