戸隠五社を参拝後、南に下り、千曲市に至る。ここに鎮座する武水別(たけみずわけ)神社を参拝する。
祭神は武水別大神であるが、相殿神は八幡の神々である。この付近の町名は八幡町であるので、地元の人は八幡神社として崇敬していたのではないだろうか。戦国時代から江戸時代は、この地方随一の八幡宮として武将の尊崇を受けていた。
延喜式内社であり、しかも明神大社として記載されている。
祭神を武水別大神としたのは、脇を流れる千曲川の氾濫防止を祈るためであったと思われる。
道路に大鳥居がある。
境内に入る。
正面に見えるのが社殿。細長い。
正面から見ると、細長く小さく見えるが、横から見て、社殿の重厚さに驚く。手前が拝殿、奥が本殿である。
本殿。
社殿は江戸期のもの。精巧な彫刻が施されていて一見の価値がある。
川中島の第1回目の戦いは、この地で行われた。
<御朱印> 印判は「武水別神社八幡宮」となっている。