相模國総社である六所神社を参拝する。二宮駅と大磯駅の中間にあり、どちらの駅からもバスで行くことができる。国府新宿バス停で下りる。
東海道沿いに大鳥居が立っている。
ここから神社へ行くには、東海道線のガードを通らなければならない。狭いガードである。
ガードを通ると、正面が六所神社である。
相模国の総社であり、六所神社というから、他の五つの神社の御霊も祀っているわけである。
一宮の寒川神社、二宮の川匂神社、三宮の比々多神社、四宮の前鳥神社はすぐ分かる。相模国は四宮までしかない。一つ余分だが、五宮格の平塚八幡宮も合わせている。これに、もともとこの地にあった柳田大神を加えると、六所になる。
相模國総社というのだから、相模國国府もこの境内、もしくは隣接するところにあったはずだが、所在地は未だ正確には分かっていない。
相模國は貧乏な國だったから、掘立小屋みたいなもんだったのではないかと神職さんが言っていた。
社殿。
注連縄が目立つ。そのことをいうと、神職さんは、これは出雲大社と同じ業者がつくったものという。小ぶりとはいえ、出雲大社の注連縄に似ている。4,5年に一度交換するようである。お金はすぐ集まるらしい。
<御朱印>
境内の池に、龍神社がある。
<御朱印>