横浜鶴見にある曹洞宗大本山・總持寺を参詣する。
曹洞宗は二本山制で、越前の永平寺とこの横浜鶴見の總持寺が大本山である。總持寺はもともと奥能登にあったが1898年に焼失し、1907年に鶴見の現在地に移築した。
奥能登から横浜に移転したのだから、どういう発想だったのだろうか。大胆すぎる。普通では考えられない。
奥能登の總持寺は、總持寺祖院として再建され、今に至っている。總持寺祖院は能登空港からタクシーで行くのが便利だ。
ちなみに「總持」とは陀羅尼のことで、密教真言のことを云う。真言宗の寺院なら總持寺という寺名もふさわしいが、曹洞宗とは結びつきにくい。瑩山禅師が霊感を得て付けた名前だという。
参道。
門があるが、三松関という。
これが三門。巨大である。
大祖殿。
仏殿。
<御朱印> 読みにくいが、「大祖常済大師」である。常済大師とは瑩山禅師のこと。曹洞宗を広く全国に展開させたのは瑩山禅師である。