長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (七) 実は、口実でした。 2014-12-19 08:51:05 | 小説 「ところでさ、おみやげは?」 貴子は彼の周辺に、それらしきものが無いことを訝げに思いつつ尋ねた。 彼は、ニヤリとほくそ笑むと 「へへへ。実は、口実でした。ごめんなさい」 と、悪びれることなく答えた。 . . . 本文を読む