昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空~(十九)信号無視してでも、行けば良かった

2015-12-13 10:47:18 | 小説
やっとの思いで国道に辿り着いた。走行中の車はまばらではあったが、雪はシャーベット状になっていた。信号待ちの折に車から降りると、フロントガラスの雪を取り除いた。雪まみれになったコートを脱いで車に乗り込むと同時に、信号が青に変わった。 . . . 本文を読む

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