水たまりの中の青空 ~第一部~ (六十六) 2021-02-02 08:00:49 | 物語り 「どうしたの? 足でもくじいたの?」と、足元を見つめている小夜子に、声をかけた。 「もう! 正三さんが悪いのよ。見て、これ」と、足元を指差した。正三が見ても、特段変わった様子もない。 . . . 本文を読む