水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十) 2021-10-20 08:00:35 | 物語り その夜、夢を見た。いや、夢であってほしいと、切に願う正三だ。じっとりと首に汗を掻いている。起き上がった布団の上で「あり得ない、あり得ないことだ」と、何度も頭を振った。 . . . 本文を読む