水たまりの中の青空 ~第二部~ (二百六) 2022-03-15 08:00:42 | 物語り 目を伏せて、テーブルの一点をみつめてはなす正三に、小夜子から三の矢が射られた。 「男らしくありませんことよ!」 「違います、違います。ほんとうに正気ではなかったのです。 . . . 本文を読む