独立したわたしの部屋には、CDコンポがあります。
ベッドがあります。冷蔵庫も、洗濯機も、あります。
大変、嬉しいです。
その上に、エアコンさえも取り付けてあるのです。
わたしは
倖せ、なのでしょう……
でもわたしは、寒いのです。
すべてが整いすぎていて それが為にわたしは、
人とのコミュニケーションを失くしているのです。
すべてが、わたしの部屋で完結するのです。
わたしは、いつも寒い思いをしています。
これが
大人になるための階段、
なのでしょうか。
大人になるための試練、
なのでしょうか。
だから
大人って、
我慢をしなければいけないのですか。
それが大人と言うなら
わたしは、なりたくない!
(背景と解説)
「独立した部屋」というのは、「こころ」です。
CDコンポにベッド等々は、むろんのこと比喩です。
エアコンによって快適なこころ持ちを、いつも維持しています。
だから、人とのつながりを拒絶しています。
父親とすら、です。
この寒々とした部屋で、膝を抱えて詩(うた)っているのです。
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