昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (五十九)

2010-09-01 22:22:34 | 小説
でね、
八月の終わり頃らしいんだけど、
朝から出かけたらしいの。

お母さんにはね、
図書館で勉強してくる、
って言ってね。

K子もそのつもりだったらしいの。
園場所がね
図書館じゃなくて、
おじさん家(ち)だったわけよ。

そしたらね、
おじさん、
寝てたんだって。

夕べね、飲みすぎたらしいの。
たくさんのビール瓶が、
転がってたらしいわ。

K子に起こされたようなものよ。
慌てて、
「風邪で熱が出まして・・”なんて、
会社に電話したらしいもん。

トランクス一枚で、
寝てたんだって。
K子ってさ、
一人娘じゃない。

免疫がないのよね、
男性の裸に。
固まったらしいわ。

お父さんの裸?
中学生になってからは、
見たことがないんだって。

千佳ん家なんてさ、
おちんちんをブラブラさせながら、
だもんね。

イヤになっちゃう。

お母さんも、
負けずにノーブラだもんね。

お兄ちゃん?
お兄ちゃんは、
お風呂が済んだらすぐにアパートに帰っちゃう。

気恥ずかしいんだってさ。
千佳はもう、
慣れっこだけどね。

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