昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (三十二)

2010-06-13 19:51:04 | 小説
(パソコンの前に千佳が!)

家に戻ったのは、
七時回ってたかな?
昼抜きで頑張ったから、
とに角腹が減って。

昼用の弁当を平らげた後、
夕食もしっかり食べました。
お袋なんか、
目を丸くしてました。

千佳ですか?
「ブタになるよ!」なんて、
小憎たらしいこと言ってました。

今夜は珍しく、
親父の帰りが遅かったです。
助かりました、
ホント。
チビリチビリ晩酌しながらの、
ネチネチ小言を言われずに済みましたから。

でも、
さすがに風呂に入る元気がなかったです。
すぐに、
アパートに戻りました。
でもって、
バタン、キュー!です。

何時頃だったか・・
ふと目を覚ますと、
千佳が居るんです。

この間会社から貰ったパソコンの前に、
ドカッと座り込んでいました。
“ヤバイ!”と思ったんですが、
遅かったです。

この間ダウンロードしたアダルトムービーがあるんです。
それを見られてしまいました。

女でも、
興味があるんですかねえ。
じーっと、
見入っているんです。

狸寝入りしてたんですが、
もうドキドキもんです。
何を言い出すか、
分かったものじゃないですから。

「えぇぇ・・
そんなこと!
うわぁ・・
そんなこと、するの!」

「あっ、あっ、
大きくなってきた!
そうなんだ、
初めは小さいんだ。
だよねえ、
でなきゃ、
歩き辛いよね。
お兄ちゃんでも、そうなの?」

一人で、
ぶつぶつ言ってました。
でね、
その時に起きたら良かったんですけどね。
そのまま狸寝入りをしちゃったんです。

だってそうでしょ?
何を言われるか、
分かったもんじゃないです。

そうしたら・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿