昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (百二十七)

2010-12-28 18:56:49 | 小説
「あのね・・
レイプされたんだって。
って言うか、
レイプまがいかな?」
「おいおい、
穏やかじゃないぞ、
それは。
どういうことだよ、
それって。」
思わず身を乗り出しました。
千佳の奴、
勝ち誇ったような顔してるんです。
「千佳と一緒で、
お兄ちゃんが居るじゃない。」
「あぁ、居るな。
それが、
どうしたんだ!」
「そのお兄ちゃんの友だちに、
なのよ。」
「はぁ?
兄貴の友だちに?
まさか、
そんなこと・・」
「まさか、
じゃないの!
ホントなの!
それも、
そのお兄ちゃんがらみなの。」
半信半疑ですよ、
そんなの。
あるわけないじゃないですか、
そんなこと。
兄の知らないところで、
と言うのなら分かりますけどね。


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