昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (九十二)

2010-11-03 22:57:23 | 小説
落ち込んでなんか、
ないですよ。
ビックリしただけです。
妹ですから、
千佳は。

でも、
どんな・・。
何ですか、
その顔は。

何をニヤニヤしてるんですか!
そんなに面白いですか、
僕が落ち込んでるのが。
いや、
落ち込んでるんじゃなくて、
そのぉ、
ショックを受けてるのが。

“そうじゃないっ”って、
どういうことですか?
勿体ぶらずに教えてくださいよ。

先輩?
・・どこの先輩です?
中学ですか
・・違う?
・・高校?

そんなことある訳ないじゃないですか!
女子高ですよ。
えっ!?
ま、まさか・・。

教師なんですか?
許せんぞ、
そりゃあ。
訴えてやる!
えーっと、
教育委員会でしたっけ

・・違う?
教師じゃないって。
どういうことですか!
興奮するなって言われても、
要領が得んじゃないですか。

はあっ?
三年生ぇ?
女なんですか?
レズビアン、
ですってえ?

冗談は止めてくださいよ。
あの千佳が、
レズのわけないでしょうが。

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