昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (二十)

2010-05-28 20:29:50 | 小説
(横目でチラリチラリと)

「そろそろ、いいかな・・」
そう呟くと、
おもむろに服を脱ぎ始めました。

ボタンを一つ々々外して行くんですけど、
横目でチラリチラリと見ちゃいました。
小ぶりでしたけど、
ツンと上向いてました。

「さあ、悟君も、
脱ぎなさい。
ちょっと待ってて、
脱がせてあげるわ。」

「えっ!?
いいですよ、
自分で脱ぎますから。」
慌てて、
服を脱ぎました。

「へぇーっ、
毛深いんだねぇ。
珍しいんじゃない、
今の男の子にしては。」と、
しげしげと見られました。

失敗でした、
剃ってなかったんです。
多分、
顔が真っ赤になってたと思います。

親父譲りなんです、
毛深いのは。
僕は胸毛は無いんですが、
親父なんか胸毛までも凄いんです。

「ミスターばりだ!」って、
自慢しています。

あっ、
ミスターと言うのは、
もうお分かりでしょうけど、
長嶋茂雄さんのことです。
親父の奴、
大・大ファンなんです。

「現役時代を知らないお前達が、
可哀相だ。」って、
良く威張ってます。
あんまり野球に興味のない僕ですから、
それ程羨ましいとは思いませんが。

「敬遠のとんでもないくそボールを打って、
ホームランにしちゃう天才だ!」って、
さも自分が打ったとばかりに自慢してます。

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