昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (九十三)

2010-11-04 22:34:49 | 小説
今日告白されて、
カラオケに行ったですって?
そこで、
胸を触られて
・・吸われたぁ?
千佳も、
満更でもないようだ、
ですか?

・・・うーん
・・そうなんですか。
テニス部のエース?
あぁ、
あの子ですか・・。

知ってますよ、
そりゃ。
スポーツ店のポスターのモデルでしょ?
有名ですもん、
この町で。

そうですかぁ、
あの子ですかぁ・・。
レズだとは思わなかったなぁ。

そっかぁ、
あの子にねえ。
そりゃ舞い上がるでしょうね、
千佳も。

えっ?
まだあるんですか。
何をされたんですか、
千佳。

違う?
されたんじゃなくて、
千佳が言ってた?

な、
何をです?
幸せ者、
ですってえ?
僕が、ですか。
何でです?

“お兄ちゃんだったら、
どんなかなぁ?”

ホ、
ホントですか?
どうも、
嘘っぽいなぁ。

担いでるんじゃないでしょうねえ。
千佳がそんなこと、
言うわけないで
・・・ホントなんですか!

いやいや、
それは千佳の・・。
皆さんも、
担がれてるんですよ。

兄ですよ、僕は。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿