昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (五十二)

2010-07-09 23:03:21 | 小説
お母さんに言わせると、
お兄ちゃんに好意を持ってるから、
食事に誘ったんだってさ。

夕食を共にするということは、
ベッドインOK!って、
ことなんだって。

外国映画じゃあるまいしさ、
そんなことあるわけないジャン!

どうしたかって?
行ったらしいわよ、
映画を見に。

もっとも、
恋愛映画じゃなくて、
推理物だったらしいわ。

その女性が好きなんだって。
折角のシチュエーションなのにさ、
手も握れなかったらしいわ。

言えるわけないジャン、
好きです!なんて。
喉がカラカラになってさ、
声も上ずってたんじゃない。
裏返ってたかも9、ククク・・。

公園?
行けるわけないわでしょ。
悶々としてたんじゃないの。

家に寄らずに、
アパートに直行したらしいから。
エッチビデオを見ながら、
せっせとオナニーしたんじゃないの。

結局、
暇つぶしだったのよ。
ふられたのよ、
お兄ちゃん。

だって
その後だもん、
そこを辞めちゃったのは。

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