昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[ブルーの住人]第八章:ついでに ~罪と罰~

2024-08-24 08:00:22 | きもち

=Existence Value=

”Existence Value”ということを意識しはじめたのは、高一の後半だったろうか? 
頂点は、高二の夏休みと思う。


そのころ某大学内において、ガン細胞を植え付けたハツカネズミどもの世話(バイト)をしていた。
「くれぐれも気をつけて!」と、毎日のように言われていた。


わたしを気遣ってのことではない。


ネズミの世話で手を抜くな、ということである。
臨床的に大事なことである。ガン治療の為に大切なのである。


ネズミといえども、生き物である。
教授は、いつも手を合わせているとのことだった。



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