昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

謹賀新年

2023-01-01 08:00:25 | よもやま話

あけまして おめでとうございます

ひとりこたつで うたた寝……
             至福のとき


2023年は はたしてどんな一年になるんでしょうか
後期高齢者一歩手前の74歳になるのですが 構想中の小説がどんどんはかどってくれればいいのですけれど

「時間がとれるようになれば ガンガンかけるようになるさ」
いつだったかの年初に考えたような気がします。
でも シルバー労働態勢となり 午後だけの勤務体系となっても 結局ははかどりません
どころか 昨年は2ヶ月の空白期間が生じてしまう始末でした

「健全な肉体に 健全な精神が宿る」
昭和世代の私たちには金言でした
「文武両道」が推奨された時代でもありました
「滅私奉公」が叫ばれ いわゆる会社人間が賞賛されたものです

「24時間働けますか」
そんなキャッチコピーが テレビコマーシャルで ガンガン流れてきました
高度経済成長の真っ只中でした 現代とは真逆でした
それが幸せへの道だ そう考えていたものです

高揚感 達成感 がありましたね
ですが……
現役から外れた今 疎外感とまではいかなくとも モヤモヤとした思いに囚われることもあったものです
「趣味を見つけなくちゃ」 同世代の口からしょっちゅう出ることばです

「おまえはいいよなあ 小説を書く趣味を持っているから」
「なんか見つけなくちゃなあ」
この間までひとり老後を心配されていたわたしが
家族のいないさびしいわたしが 今 うらやましがられます

しあわせです 確かに
分かれて暮らす家族がどんな思いでいるのか 知るよしもありません
分相応に 平穏に 暮らしていてくれれば嬉しいのですが
「足るを知る」 「あるがままに」 この二つを信条として 今年も過ごすつもりです

本年もよろしくお願いします



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