昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

愛・地獄変 [父娘の哀情物語り] (二十四)

2010-12-01 21:45:07 | 小説
娘は、
薄いパジャマ姿でございました。
お風呂上がりのせいもあるのでございましょうか、
少し汗ばんでいたのでしょう、
湿り気を感じました。

若い女の体臭とでも申しましょうか・・・。
ぷーん、
と良い匂いでございます、
ぐふふ・・。

申し訳ございません。
娘でございます、
分かっております。
分かってはいるのでございますが、
ムクムクと・・・、
又しても。

私はこの一年の間、
女性との接触が
まったくありませんでした。
いえいえ、
性欲が無かったわけではありません。

むしろ若い頃よりも、
或意味では高ぶることが
多くなっておりました。
一人、
恥ずかしい話ではございますが、
自慰に耽ったことも
一度や二度のことではございません。


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