それは 雨のふる日曜日のこと
人気のない 浜辺で
わたしは 夏の落しものを
探して 歩いたの
肩を冷たく 濡らしていく雨でさえ
わたしの心を知っているのに
夏のあなたは 今どこに……
もしもあなたに 逢えたら
ことばなんか いらない
たゞ もう一度 あなたの口づけが……
=背景と解説=
すみませんねえ
かっこつけすぎですね
自分をね、多分慰めているのだと思いますよ
映画のワンシーンみたいな設定でしょ?
「ことばなんか いらない」なんてね
「もう一度 あなたの口づけが」アホか!
もう恥ずかしくて 穴にでも入りたい気分です
ですが あの若いころの自分が とても愛おしく感じるんですよね
ひたすらに自分を愛そうとしている そんな努力を続けている自分が
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