昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (十四)

2010-05-17 22:49:58 | 小説
(でも、お袋は・・)

笑っちゃうんですよ、
ところが。
お袋は、
全く逆のことを言うんです。

「あら、
お母さんは嬉しいわ。
パートの仕事から帰って、
お兄ちゃんが待っててくれるかと思うと。
誰も居ない家に帰るのって、
淋しいのよねえ。」って。

「それに、
お小遣いをせびられる訳でもないし。
お兄ちゃん、
しっかり貯金してたものね。
お金が無くなったら、
又働きだしますよ。」

こんな風に言われると、
貯金が底付いてもせびれないんです。

で、次にバイトしたのが、
ラーメン屋でした。
三時頃から夜中の十二時まで、
でした。

毎日々々、
皿洗いです。

へへ・・。
ここは、
一ヶ月と持たなかったです。

ちっとも休憩させてくれないんです。
お客が途切れても、
何だかんだと雑用ばっかりで。

それに、
食事が出るんですけど、
ラーメンとチャーハンばっかしで。

たまには、
中華飯でも食べさせろ!
ですよ。

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