昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム・ポエム・ポエム =番外編= ~なんで?~

2021-05-07 08:00:19 | 
ちょっとよそ見をしていたら、
みんな 離れていった……
みんな ちがう道を、歩いていっちゃった……

たくさんの、想い出がのこった。
だけど
それを、消し去ろうとするboku。

ほゝをつたう、水滴……涙じゃないモン!
ぬぐっても、拭っても、つたう水……

ひとりぼっちの部屋で 灯りを消して……
今日だけは 今夜だけは 許してください

涙が 止まりません。
拭っても 拭っても 溢れ出てきます。
勘弁してください もう 許してください。

今夜は 明るい月です。
でも歪んで見えます、雨降りのように。

かべぎわに腰をおろして、膝を抱えてみます。
少しずつですが、冷えた体が温まります。
ついでに、心も温まってくるようです。
でもやっぱり、bokuのとなりにいて欲しいんです。


(背景と解説)

この作品は、離婚時に創ったものです。
よくよく考えたら、若い頃ーそう! 十代にしっかりと味わったはずなんです。
ほんと、懲りないというか進歩がないというか、情けないです。


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