昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(十九)の一と二

2011-10-14 21:50:03 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 宣言どおりに小夜子は、あの日から程なく東京に旅立った。茂作は当然の如くに、烈火の如くに怒った。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(十八)の七

2011-10-10 21:18:22 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- どんなに辛い時も悲しい時も、ついぞ涙は見せない。 “泣いたら負けよ、負けたら終わり。” そんな思いが、小夜子を縛り付ける。 “悲しくもないのに、どうして涙が出るの?” 自問しても、答えが出ない。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(十八)の一と二

2011-10-08 17:04:03 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- あの日以来、小夜子と茂作に会話のない日々が続いた。停学中の小夜子は、日がな一日、本を読んでいる。 前田の勧めで買い求めた、平塚らいてふ発刊の文芸誌〔青鞜〕を読み耽った。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(十七)の九と十

2011-10-02 16:59:03 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 突然、小夜子が奇声を上げた。道行く人が、訝しげに小夜子を見つめた。立ち並ぶ家々の中からも飛び出してきた。慌てて正三は、立ち竦んでいる小夜子の元に駆け寄った。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~ふたまわり・第二部~(十七)の七と八

2011-10-02 16:55:58 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 妖艶な目つきで、小夜子が正三に問い掛けてきた。虚を衝かれた正三は、 「えっ!家出、ですか?はっ、はい、勿論です。その時には、寮を出てでも、小夜子さんを迎え入れます。」と、しどろもどろになりつつも、最後はきっぱりと答えた。 . . . 本文を読む

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