人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

スペイン出身のメゾ・ソプラノ、テレサ・ベルカンサ死去 / 佐藤正午原作・タカハタ秀太監督「鳩の撃退法」をNetflixで観る

2022年05月15日 07時13分33秒 | 日記

15日(日)。山形県鶴岡市に単身赴任している息子がコーヒー豆を送ってくれました ルワンダ産とエクアドル産の豆ですが、後者は何かの賞を取ったようです ゆっくり味わいたいと思います

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2681日目を迎え、ロシアの電力会社「RAOノルディック」は13日、フィンランドからの支払いが滞っていることを理由に、同国での電力供給を14日から停止すると明らかにした  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     これがNATO寄りへの「報復」の第1弾か? 逆効果のオウンゴールが続きそうだね

 

         

 

昨日、娘が何年ぶりかで夕食を作ってくれました 「豚肉とシソの餃子の皮巻き」「冷奴・ウニ醬油かけ」「キャベツの味噌汁」です 豚肉とシソはよく合います。とても美味しかったです いつも自分の作る料理を食べていますが、他人が作ってくれる料理はひときわ美味しく感じます 何より楽ができます

 

     

 

         

 

AFP時事によると、メゾ・ソプラノ歌手テレサ・ベルガンサが13日死去しました ベルガンサは1933年スペイン・マドリード生まれ。享年89歳。1957年フランスのエクサンプロバンス音楽祭でモーツアルト「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ役でオペラデビュー 故マリア・カラスと共演するなど世界を舞台に活躍しました ロッシーニとモーツアルトを得意とし、ビゼー「カルメン」のタイトルロールを歌い世界の聴衆を魅了しました

私がソプラノよりもメゾ・ソプラノの方が好きなのもベルガンサの影響が大きいと思います ライブで聴きたいメゾ・ソプラノ歌手の一人でした 久しぶりにLPレコードを出してベルガンサを偲びたいと思います

 

     

     

     

 

         

 

タカハタ秀太監督による2021年製作映画「鳩の撃退法」(119分)を Netflix で観ました

都内のあるバーで、かつて直木賞を受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に執筆中の新作小説の原稿を読ませていた その内容に興味を持った鳥飼だったが、津田の話を聞けば聞くほど小説の中だけの話とは思えないように感じる この小説が本当にフィクションなのか事実が混じっているのか検証を始める その小説は、美しい妻、幼い娘と3人で暮らすバーのマスター・幸地秀吉(風間俊介)と、元小説家の津田伸一がハンバーガーショップで1度だけ出会うところから始まる その翌日、幸地一家は神隠しに遭ったかのように姿を消す。その後、津田は作家の想像力を駆使して失踪事件の真相を小説にすべく執筆するが、そのさなかにひょんなことから偽札事件に巻き込まれてしまう

 

     

 

本作は直木賞作家・佐藤正午の同名ベストセラーを藤原竜也主演で映画化した作品です タイトルの「鳩」とは偽札、具体的には3枚の偽1万円札のことを意味しています

小学館から出版された「鳩の撃退法」は上・下巻合計953ページの超長編です 私は2017年の秋に読破し、その感想を同年10月3日付toraブログに書きました 興味のある方はご覧ください

この映画を観ながら、原作の内容を思い出していました 小説家が主人公であるところがミソで、物語が現在と過去を行き来し、物語の中にもう一つの物語が入れ子細工のように組み込まれています それだけに物語の流れが分かりにくい面がありましたが、映像で再現されるとその点が解消されて良かったと思いました


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