28日(日)。26日(金)まで続いたMETライブを挟んだ10日間連続コンサートが一段落したので、昨日は午前中にマンション管理組合の理事会に出席した以外は、予習CDを聴きながら本を読んで大人しく過ごしました 疲れがたまっているのが分かります コンサートのない日はホッとします なんだかんだ言ってもコンサートのある日は緊張しているのだと思います
ということで、わが家に来てから今日で3393日目を迎え、ロシアのオンラインメディア「ピョルストカ」は26日、ウクライナ侵略に従軍した後に帰還した元兵士が、殺人や傷害致死事件、交通事故などにより過去2年間で少なくとも市民ら107人を死亡させたと報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
ウクライナでは兵士として人を殺し ロシアに戻るも その習慣が抜けない憐れな種族
筒井康隆著「笑うな」(新潮文庫)を読み終わりました 筒井康隆は1934年大阪市生まれ。1992年「朝のガスパール」で日本SF大賞を受賞したほか、数々の文学賞を受賞
本署は昭和50年(1975年)9月に徳間書店から刊行されたものを、1980年に文庫化した34編からなるショートショート集です
表題作の「笑うな」は、タイム・マシンを発明して、直前に起こった出来事を眺めるというストーリーです
「傷ついたのは誰の心」は、目の前で妻と性交する制服警察官と会話する夫というシュールな状況設定により、三者の心理を追究した芥川龍之介「藪の中」的な物語です
「最初の混線」は、電話機が日本に導入された当初の時代にしか通用しないストーリーですが、発想が冴えています
「ブルドッグ」は夫婦で室内で飼っているブルドッグが何故か大阪弁を話し、妻を口説きにかかるというシュールな話です
他の作品も含めて、いずれの作品も筒井康隆らしいシニカルでシュールに満ちたストーリーで、思わずニヤリとすることもしばしばでした 1話1話が短いので、隙間時間に読むことも出来るのでお薦めします
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