5日(日).昨日,飯田橋のギンレイホールで2011年アメリカ映画「ヤング=アダルト」を観ました
メイビスはゴーストライターでバツイチの魅力的な女性です.37歳の彼女はこのところ仕事もパッとせず,恋愛も思うようにいきません そんな彼女の元に高校時代の恋人から赤ちゃん誕生パーティーのメールが届きます.元カノの自分にメールが来たのを,まだ自分に気があるのだと思い込んだ彼女は,ヨリを戻そうと故郷の町へ戻ります そこで,元カレを呼び出して誘惑しますが,思うようにいかず,結局自分が勝手に両想いだと思い込んでいたことに気が付きます
「ヤング=アダルト」というタイトルは,メイビスがゴーストライターとして書いている本が,まだ大人に成りきれない若者向けの本の種類を指しているのと同時に,大人に成りきれず身勝手なことばかり考えて行動している彼女自身のことを指しています 彼女の着るハロー・キティのシャツが彼女の幼さを象徴しています.お酒を飲んでは失敗してベッドに倒れ込んで・・・・・ということを繰り返すメイビスは,今の生活から抜け出したいのですが,何をやってもうまくいきません
この映画の魅力は,何と言ってもメイビスを演じるシャーリーズ・セロンの演技です 美人ではあるけれど身勝手で飲んだくれのどうしようもないアラフォー女性を見事に演じ切っています セロンは魅力的ですが,実際にメイビスのような女性と付き合いたいとは思いません.世論が許さないでしょう
この映画が公開された頃,「あなたは,ワタシを,笑えない」というキャッチがあったと思いますが,「えっ,それって,ワタシのこと?」と自分の顔を指差した人が少なくないかな
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